修理日誌

VWのパワーウィンドウの不具合。部品交換をしない修理対応

エアコンつけて快適なドライブも良いですが、

空気が綺麗なココ立科町では、窓を開けると爽快な気分になれのも一つの楽しみです。

今回はVW ゴルフGTI の窓を開けたら固まってしまったということで修理対応です。

故障内容

ウィンドウを下げたら途中で止まってしまい、

その後は上げ下げが全くできなくなり、スイッチを押すと「カチカチ」とモーターが動く手前で止まってしまう。

対応

  1. パワーウィンドウの駆動箇所清掃
  2. モーターの駆動確認
  3. グリスアップ

結論を先に言いますと、

モーターを分解したことで原因を特定できたため部品を交換せずに済みました。

新品と交換の場合は部品代だけで85,000円ほどになるとのことでした。

修理概要

内張をめくると中央にパワーウィンドウ用のモーターとコントローラーがあります。

次にモーターを取り外します。

駆動部周辺にサビが発生して至る所に飛び散っています。

サビの発生原因はパワーウィンドウの動力を伝達するワイヤーのエンドキャップでした。

モーターのみで動作テストをすると力強く回転するので交換は不要とわかりました。

サビた鉄粉を取り除いた後に防水性のあるグリースで埋めていきます。

再度組み立てて、パワーウインドウのボタンを押すと元通り動きました。

分解して問題点を探したことで時間はかかりましたが

工賃だけの修理対応となりました。